2021/03/10 15:55

山口県の瀬戸内海にある周防大島町。「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる!?島の町です。

大人気商品でした『すおうおおしまのいりこ』は、この周防大島近海で獲れたカタクチイワシを煮て干した、姿かたちも美しい『いりこ』でした。もちろん、お味も香りも逸品であることは、言うまでもありません。

この『すおうおおしまのいりこ』から、『すおうおおしまのいりこ 無塩タイプ』に切り替えるに当たって、実は少々迷いました。

最初に、周防大島の海産問屋さんから「無塩いりこが入りますよ」とご連絡をいただいた時には、「やった!!」と思いました。『すおうおおしまのいりこ』は、食塩無添加。通常のいりこに比べると、だいぶ塩分は控えめないりこさんです。それでも、製造過程で海水を使用するために塩分はあります。なので、前から無塩いりこが手に入らないかと相談していたのでした。

塩分・ナトリウム=体に悪いというイメージを持たれがちですが、脳や神経の機能を維持するのに不可欠な要素で、不足すると食欲不振、疲労、脱毛などの症状につながります。ただし、ドッグフードには充分な量が含まれているので、それ以外で取りすぎると過剰摂取になってしまいますから注意が必要です。なんでもそうですが、取り過ぎ、食べ過ぎにはご注意ですね。

話をいりこに戻します。
低塩とはいえ、もっと安心して食べてもらえるのは無塩です。手に入るということで、すぐに取り寄せました。

『すおうおおしまのいりこ』は、姿かたちが美しい、ピッカピカのいりこさんでした。一流の料亭などでも使われるような、おいしくて香りが良くて、見た目もきれいな最高級品です。
それと比べると、無塩いりこは全体的に柔らかくて、黄色がかった色味です。正直、「あれ?」と思ったのが第一印象でした。



でも、袋から出して一つ食べた途端に、その不安は払拭されました。とっても美味しくて、良い香りが鼻から抜ける感じです。塩味が無いので、口に入れたほんの一瞬は、物足りない印象ですが、すぐに旨味がきます。
これはわんこの旨味センサーを直撃するはずです!(るな社長とサニー専務が、すぐにそれを証明してくれました。)

お肉や野菜のことは、「形が悪くてもオーガニック」とか、「平飼いの鶏の方が」とか、「見た目より安全重視」とか言っていて、The Moonlight Dog & Co.のおやつ作りでも、それを大切にしているのに、無塩いりこさんの『見た目』に迷いを感じた自分と、「おいしいよ!」と素直に食いついてくれたるなとサニー。違いのわかるオトコたちなのか、ただの食いしん坊なのか…

黄色がかっているのは、無塩ならでは。
周防大島の問屋さんは、これまで無塩いりこはお取扱いがなかったそうで、わざわざ他の問屋さんで、無塩いりこを長く扱っていらっしゃるところに聞いてくださったところ(本当に親切で、製品に真摯に向かっていらっしゃる姿勢に感動します。)、無塩いりこの方が、通常のいりこよりも黄色っぽいそうです。ただし、脂が回っているとか、品質に劣化が見られるとは考えていない、ということでした。長い経験に裏付けされた、頼もしいお言葉です。
身が柔らかいのも、無塩の特徴です。
この色味、身の柔らかさのために、扱いが難しく、無塩が付加価値になるにも関わらず、いりこ業界ではなかなか一般的にならない、とも教えていただきました。
なるほど。

『すおうおおしまのいりこ』を見慣れているお客さまには、「あれ?」って思われてしまうのでは…というのが、少し迷った理由です。

でも、実際に切り替えてみると、そんな心配は要らなかったようです。
「手づくりごはんに欠かせない材料です。」「シニアだけど柔らかくて食べやすいし、無塩だから安心。」そして、「良い香り!」というお声をいただいて、切り替えて良かった、とつくづくと感じています。







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